【施工】二級建築士を独学で勉強する方法!効率の良い暗記方法はコレだ!

二級建築士・学科試験【施工】の勉強方法はじめに

独学で二級建築士試験に合格したラーベンです。

建築施工は暗記する範囲が広く、細かい暗記に苦戦している方も多いのではないでしょうか。

年によって難易度に差はありますが、勉強すれば確実に点が取れる科目なので、一緒に頑張っていきましょう。

ラーベン
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この記事では、独学で二級建築士の施工を勉強する方法についてまとめています。

二級建築士・施工の勉強で使った参考書

建築施工を勉強するにあたって、使った問題集は1冊です。

「2級建築士試験学科 ポイント整理と確認問題」

細かい数字がイラストや表で表されているので、問題集を使ったほうが印象に残りやすいです。

もう一冊、使用したのが過去問です。

「2級建築士 過去問題集チャレンジ7 」

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建築施工は他の科目よりも細かい部分を問われるので、過去問をやりこんで選択肢を暗記するほうが早いです。

問題集をやるだけでは、途方もない勉強量に思われますが、過去問をやることである程度、山を張れるようになります。

過去問は、7年分を3周しました。

番外編

本のほかに、絶対に購入しておくべきなのが、アプリ「2級建築士 受験対策」です。過去問を、年度ごとではなく、項目ごとに勉強できるので、勉強した範囲の過去問を一気見できます。参考書に加えて、アプリの購入がおすすめです。(案件ではありませんが、案件だとしてもおすすめです。笑)

二級建築士・施工で狙う点数

二級建築士の試験では、各学科13点以上かつ合計60点以上で合格できます。

つまり、どの学科も15点以上取れば合格できます。

しかし、15点だと正直、不安が残ります。

受験後、自己採点することになりますが、ギリギリだと、製図試験に支障をきたします。

60点以上を確実にするため、建築施工では15点は取りたいですね。

二級建築士・施工の勉強スケジュール

1月・勉強方法/スケジュール確立
2月・問題集1週目開始
3月・問題集1周目終了
・土日 過去問1回目
4月・問題集2周目終了
・土日 過去問2回目
5月・問題集3周目終了
・土日 過去問3回目
6月・過去問 7年分× 3周
7月・最終調整
・学科試験

二級建築士・学科試験【施工】はどうやって勉強する?

二級建築士・施工の1日の勉強内容

1日の勉強の流れはこんな感じです。

  1. 問題集の見開き1ページをノートに写す
  2. 問題集の〇×問題を解く
  3. アプリで勉強した内容の過去問を解く
  4. ノートに間違い・新情報を追記

1. 問題集をノートに写す

問題集の見開き1ページに、1項目分の内容が載っています。

ノートはルーズリーフを使いました。3つに折っておきます。

問題集の見開き1ページを、①の場所に書き写します。

ただボーっと写すのではなく、書きながら理解する事を心がけて。

1発で暗記してやるぞという気持ちで取り組みました。

2. 問題集の〇×問題を解く

問題集の次ページに、〇×問題が載っています。

自分が今、ノートに書き写した内容を暗記できているか、確かめてみましょう。

〇×の答えは、ノートの②の場所に書きます。

3. アプリで過去問を解く

〇×問題の答え合わせまで終わったら、アプリ「二級建築士 受験対策」を使っていきます。

アプリは、隙間時間に勉強するのにぴったり!と思うかもしれませんが、がっつり勉強時間に組み込んで使います。

多少のズレはありますが、問題集の項目と、アプリの項目はほとんど重なっています。

アプリは、各10問程度で、古いものだと平成20年代の過去問まで含まれています。

1問ずつ、丁寧に解説もついているので、間違ってもアプリ内で確認することができます。

4. ノートに間違いを追記

〇×問題、アプリで勉強した内容は、どんどんノートに追記していきます。

問題集だけでは、情報が限られているので、足りない部分を埋めていくイメージです。

最後に、自分なりに理解した内容を③にまとめます。

以上が1項目分の勉強です。

同じことを他の科目でもやって、1日3項目で終わりです。

【二級建築士・施工】過去問を勉強する方法

問題集を1周したら、休日を使って模擬試験をやってみましょう。

時間を計って、午前と午後、3時間ずつ時間を取ります。本番と同じ状況にして、練習してみましょう。

問題集+過去問を3周回した後は、毎日過去問だけを解きます

結果として、過去問7年分X3周=21回分解きました。

TACの過去問は、1問ずつチェック欄が設けられています。

X・・・間違えた場合

・・・勘で正解した場合

◯・・・自信をもって正解した場合

模擬試験を解く度に、チェック欄に〇×△をつけていきます。

学科試験が近づき、時間がなくなってきてからは、×がたくさんつく問題のみを重点的に勉強しましょう。

苦手な項目は、アプリでまとめて過去問を解きます。

過去問はテスト直しの方が重要なので、過去問を解く日+解説を勉強する日の2日間を1セットでまわしていました。

二級建築士・施工の出題分野

建築施工の25問が、どのような構成になっているのか見てみましょう。

年によって多少のズレがあります。

Q1:施工計画Q14:コンクリートブロック
Q2:安全衛生管理Q15:木工事
Q3:品質管理Q16:木工事
Q4:廃棄物Q17:防水・屋根
Q5:仮設工事Q18:左官・タイル
Q6:木造基礎工事Q19:塗装工事
Q7:地盤・土工事Q20:建具・ガラス・内装
Q8:鉄筋工事Q21:設備工事
Q9:型枠工事Q22:改修工事
Q10:コンクリート工事Q23:測量・機械・器具
Q11:コンクリート工事Q24:積算・見積
Q12:鉄骨工事Q25:請負契約
Q13:鉄骨工事

二級建築士・学科試験【施工】の勉強方法まとめ

余談:二級建築士 施工を独学で勉強し、実際にとった点

建築施工を実際に受験してみた余談です。

勉強方法とは関係ありませんので、時間がない方は読み飛ばしてください。

模擬試験をやったときは、毎回20点超えでしたが、本番、蓋を開けてみると、18/25点でした。(自分の獲得点数は公開されないので、自己採点です。)

結構あぶなかったですね。笑

2022年の施工は、ほかの科目と比べてもやや難しかったそうですが、勉強していても18点しか取れない事もあるんだと驚きました。

やはり、「あいまいな記憶」だった部分を軒並み間違えていましたね。

鉄筋や補強コンクリートブロック、測量が苦手な分野でしたが、当日も間違えてしまいました。

特に、問題集に書かれておらず、過去問の解説に詳細が載っていた部分が、弱かったです。

過去問の解説を、より重点的に勉強しておくべきでした。

二級建築士・施工の勉強方法まとめ

ラーベン
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この記事では、建築施工の勉強方法について紹介しました。

建築施工は覚える内容が多く、時間のかかる科目ですよね。

予定通りに勉強できない時は、マイルストーンだけ決めて、休日で調整してください。

難しい試験ではありませんが、勉強範囲が広いので、早めに勉強を始めるのがおすすめです。

もちろん、自分の勉強方法が確立している方や、やっていくうちに不便を感じた方はどんどん工夫してみてくださいね。ご紹介した勉強方法だけが正解はありません。

少しでも参考になると嬉しいです。